T a b i 旅

申年女の旅記録。また、島の日常。

ただ、どっちもすきなんです


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唐突にほしくなる、繊細さとやわらかさ。

 


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駅のスーパーで、ピンクで可愛いからと手にとったスプレーマムは仏花だったけれど、知ったあとにはなんだか儚さもプラスされた作品になった。


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わたしも大好きな憧れのセレクトショップで、一生懸命しがみつきながらも頑張る彼女をみていると『好きなもの』っていうのは何よりもすごい力となって、成長に繋がるんだと改めて思った。



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沖縄県の離島は、小さな小さなネットワークの中で外にあまり出ることなく育まれた文化の、力強さや人の生命力が色濃くって、そんなところに引き寄せられた。


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でもそれは後付けの感性であって、元々もっているものは繊細でやわらかい感性が多い。そうすると、なんだか色々なものに手をだしてブレブレな人間だな。と思ってしまう。

 


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土地によって変わる、感性というよりは、土地によって感性が増えた。だから良いこと。どっちもすきなんです。

 

沖縄県北部を巡りて

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よく考えると『沖縄へ旅行に行こう!』という理由でしっかりと本島観光をしたことが無い。おそらく修学旅行か出張でしか訪れていないのでは。粟国島に住んでからは本島が近く感じる(時間やリスクはどうだろうか)ため、観光地を巡る機会が増え、よくよく考えると、私は北部が好きなようだ。

一般的に北部とは、恩納村金武町以北を差した地域が当てはまります。

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西海岸リゾート地や美ら海水族館のある本部など、多くの観光客が訪れるエリアが含まれるが、私は名護より上が北部かなぁと位置付けている。

 

そこで今回は、行ってよかった北部おすすめスポットをご紹介。

勝手にベスト3!!

※個人的な見解ですのでよろしくお願いします。

 

3位!テンションMAX【ヤンバルクイナ展望台】

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天気悪すぎてすみません。。

北部イコールやんばる!といったらヤンバルクイナ。休館日と被り生態展示学習施設に行けてないということがあり、とりあえずぽいものに出会いたい思いで行ってみたところ、とにかくデカイ!!!!景色も良い。辺戸岬からも近い。ということでテンションが結構上がったスポット。

 

2位!やっぱりなんだかんだ【おきなわ美ら海水族館

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王道不動の美ら海水族館。なにより無料のエリアが充実している!イルカのオキちゃんショーは面白いし、駐車場から水族館へ向かう道には可愛い海の仲間たちのオブジェが沢山あって写真パシャパシャ。水族館はやっぱりジンベエの水槽がダイナミックで、海の中にいる気持ちになれる。横のカフェはぜひ予約して水槽横の席で食事をしてほしい。


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ダイナミック琉球にのせて演舞した君たちは立派なうちなんちゅ

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水槽を見ながら食べる映えカップケーキ

 

1位!穴場中の穴場【ネオパークオキナワf:id:travel-e-t:20180929205900j:image

道の駅許田で、次どーする?的なノリの中、近いし安いし今日やってるしとのことで行ってみたところ、え、めちゃ楽しい。正直ちょっぴりシュールな雰囲気が気に入ったのだが、手作り感や混んでないところがなんともアットホームでおすすめ。入場して直ぐ、フィナーレ並な数の水鳥が盛大にお迎え。ぜひ水色の袋のエサを購入してエサやりも楽しんでほしい。後半にもエサやりゾーンがあるので始めから全部使いきるのはNG。珍しい鳥達と動物達が広大な敷地でのびのびと過ごしている様が都内の動物園と違って心から楽しめる。ちょこちょこ有料ゾーンがあるのだが、お土産を買ったら赤ちゃんモンキー見てって~とタダで入れてくれたおばちゃんのご厚意を一生忘れない。最後には小さな遊園地もあるので、小さな子供もOK!!


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数百匹いるのでは?

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足が可愛い

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確かキリンとゾウ並みに違うらしい

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大トリのリャマ

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さ、さみしくなんかない

 

以上勝手にベスト3をお届け。まだまだ北部を知り尽くしていないため今後更新されていくことが予想される。

ぜひ、行ってみてね。

あの景色は本当にあったアメリカ~グランドキャニオン編~


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今から5年前、降り立った地は砂漠の町アメリカラスベガス。西部の大自然『グランドキャニオン』『アンテロープキャニオン』を求め日本を飛び立った。海外や旅に興味がない人でも、あの壮大な景色に憧れを抱く人は少くないはずだ。私の初アメリカはNYでもディズニーでもなく、ここグランドサークル巡りであった。

機材の不具合で映画を見ることができなかったデルタ航空を利用し(機内での映画鑑賞は旅の醍醐味のひとつなのに。。)、ロサンゼルスでトランジット。初っぱな入国審査官の無愛想さと鬼さにビビり、アメリカ怖いというのが第一印象。ちょっと帰りたくなった。f:id:travel-e-t:20180909160531j:image

さて、ラスベガスに到着したのは夕方。初日はラスベガスの街を散策した後、この日のビッグイベントであるショーを観た。観たのはベラッジオで行われている『オー』フランス語でeau、つまり水をテーマとした幻想的なショー。お金がなかった私と相方は、このチケットを入手するのに代理店手数料を払いたくなく、苦労しながら自力で英語サイトから予約した。

ショーは評判通り最高だった。

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ラスベガスといったら、輝くネオン、砂漠の街に似合わない噴水ショーが有名である。無料なのが太っ腹である。

 

さて、翌日はメインであるグランドキャニオン国立公園へ。目的地まではオプショナルツアーを利用しセスナで向かった。(朝ご飯は毎朝マック)

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到着し、目の前に広がる壮大な景色はとにかく圧巻であった。


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想像のできないほどの時間や自然の力が費やされてできた壮大な渓谷。

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こんなペーペーの若造が(この頃二十歳)来て良かったのかと問いかけってしまったが、良い景色に感銘を受けることに年齢制限はない。むしろ早いうちに経験するべきであった。多くの観光客がいるのにも関わらず、静けさを感じる壮大さ。来て良かった。

 

グランドキャニオンは大きく分けて3つのエリアに別れている。メインであるサウスリムに続いてノースリム、ウエスト。各エリアは離れているので注意。


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枯れた壮大な景色は、自然のアートでした。

 

そうして翌日は次なるメイン、アンテロープキャニオンへ。

ベトナムはダナンへ


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前職の先輩と唐突に、ダナンへ行こう!と決まった。理由は、アジアでスパのあるリゾート、そして物価の安いところ。そんな選定だったと思う。この時私は初めてダナンという土地を知った。

 

まずはじめに、ダナン旅行を語る上で忘れることのできないエピソードがある。

この時、私は社会人5年目。以前の記事で書いたコールセンターから、商品企画課へ異動をして既に2年が経っていた頃かと思う。担当業務も責任も増え、とにかく毎日が慌ただしく、残業に追われる日々が続きメンタルが弱っていた時期。それもあり、どこか遠いところへとか、リフレッシュしたいとか、そんな現実逃避な気持ちが強まっていた。

 

そうして毎日仕事に追われ、あっという間にダナン出発日前日を迎える。成田からの直行便は午後ゆったり出発。そんな風に余裕をぶっこいていつも通りお持ちかえりの仕事をこなして就寝。

 

そうして目が覚めたのは、ツアー集合時間でした。

 

頭が真っ白という言葉は、この日のためにあるもの。

 

どうしてだ。目覚ましを消したのか?いや、その覚えはない。鬼のようなラインと着信の履歴を見る間もなく先輩に連絡をする。

 

今起きました、、、。

 

 

とりあえず現場は先輩に任せ、家を飛び出そうとするが、前日余裕をぶっこいていた私はパッキングを終えていなかった。カードとパスポートがあればいい、服は足りなければ買えばよい。と、中身のスカスカな無駄にデカイキャリーケースを手に取り、マンションを飛び出しタクシーを捕まえる。

 

「な、成田空港まで!急いで!」

 

こんなドラマのような台詞を初めて吐き捨てたところで、冷静さを取り戻す。タクシーの運転手と話し合い、日暮里からは電車で向かうことにした。しかし、先輩が現地係員を何度も説得をしてくれたが、どう頑張ってもわたしが成田空港に着く時間には搭乗手続きを締め切るとのことであった。

 

 

そうして先輩達はダナンへ旅立った。

 

 

切ない以上に、自分のバカさに悲しくなった。結局は翌日発のチケットを取り直してもらい、1日遅れで出発した。(翌日は余裕に成田空港へ着いたのに、北と南ウィングを勘違いしてとっても冷や汗をかいたエピソードも。)

 

そうして夜にホテルで先輩と合流をはたしました。宿泊したのは「 NAMAN retreat 」

https://www.namanretreat.com/jp/retreat/


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新しく綺麗でシンプルだけれど洗練されたデザインのアジアンリゾートホテル。そして嬉しい1日1回スパ付。大人女子は、だいたい満足できる要素が含まれてましたよ。


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ホイアンまでの無料シャトルバスを利用して、市場とナイトマーケットへ。市場は基本値札は無い。英語はほとんどしゃべれないわたしですが、店のお母さんとは簡単な英単語と電卓でやりとりし、値切ることも可能でしたよ。

数を買うからマケテ!というのをやりまくりました。


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素敵な籠屋さんや刺繍の可愛い巾着のお土産屋さんなど、時間が足りないくらい満喫できました。

 

夕食は、ガイドブックにも載っているようなお店で。


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そして、ホイアンといったらナイトマーケット!!

 

美しい灯籠などの光で夜の町は輝いてました。屋台で買ったり食べたりはしませんでしたが、見て楽しめる空間でした。観光名所でもあるので、行った際にはぜひお立ち寄り下さい。


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最終日はお土産を求め中心街へ。移動はホテルカウンターにて、タクシーをチャーターしてもらいました。


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▲ハン市場
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▲ショップHOALY
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▲ダナン大聖堂

 

なんだかんだロッテスーパーが一番面白かった気が。フォーを密輸並みに買いましたね。


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▲これの3倍ほど。紫色のビーフが一番お気に入りです。

 

 

そんなこんなでバタバタとダナン旅行が終了しました。今後は同じ過ちのないよう、余裕のある生活を心がけたいと思った旅でしたね。

 

買い物がたのしかったので、また行きたいと思います。

 

 

 

山も良いけれど、海もすごくいい


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海なし県で育ったこともあるが、海への憧れや、マリンスポーツに関しては皆無の自分。潮風のベタベタした感じや、磯くさい風、日焼けもするし良いことない。そんな感じで海への印象はマイナスでした。

 

もともと体を動かすことやアウトドアが好きで、また季節にあった遊びを大切にしていることもあり、粟国島に移住したことをキッカケに海への興味が生まれました。

 

そのため思いきって、移住前にシュノーケルに必要な3点を購入すべく、新宿micへ出向きました。知識がなかったので店員任せで言われるがままに購入したが、マリンスポーツは高級な遊びということに気づく。高い。粟国島はダイビングが有名なので、一回は体験で潜りたいという思いもあり、マスクはダイビングでも使えるもの、シュノーケルはマスクに合うもの、フィンは正直いらなかったので安いやつを購入。


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買ったからには早く使いたいんだけど!!

 

その思いとは裏腹に、移住した11月には水温が下がっており、天気も悪く海に入ることができませんでした。

 

 

そして来る春。

いつも遊んでくれるねーねー達に連れていってもらい、初めてのシュノーケルに出発。その日は天気が悪く、強い風が吹いていましたが、好奇心を押さえきれず、浮き輪までふくらまし、北漁港で入水。

 

サンゴ近い!ナマコ近い!ウニ近い!クモヒトデ近い!ちょっとグロい!怖い!

 

が初めての印象。ちょっぴりマイナスでしたね。けれど海に慣れてるねーねーがポイントを探してくれて、熱帯魚祭りに出会えたとたん、感動。ここは水族館の水槽の中なのか。そう思いました。そこからは怖さよりも好奇心。海にも慣れ、魚の流れに沿ってシュノーケルを楽しみました。

 
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風が強い日でしかも夕方で、上がった時には歯がガチガチ。でも興奮。

 

そこからは海にドはまりし、魚と泳ぎたい欲がふつふつと沸いてきております。

 

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ただ、一歩間違えると危険な海。危険と隣り合わせであることを肝に命じてこれからも海とつきあっていきたいです。

 

粟国島の海は透明度が高く、また人が少ないためほとんどがプライベートビーチ。ありのままの自然にいつも感動しっぱなしです。ダイビングでは、[ギンガメアジのトルネード]が見られるポイントがあり、沖縄県で唯一の、大切なポイント。素晴らしい島の海を守るために、村民の方は多くの気遣いや、行動を起こしております。わたしも少しづつ参加していきたいなぁと思っております。

 

新しいことを始めると、いままでよりももっと楽しい毎日になる。

 


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広大で幸福な、美しきニュージーランドvol.1

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退職金をつぎ込んで、飛び立った先はニュージーランド

 

海外旅行はこの国で6ヵ国目。透明感のある景色にグッと心を持っていかれたこの国。過去訪れたアジアにはない清潔感、アメリカにはない繊細さ、ヨーロッパにはない安心感と穏やかさ。

 

今回の旅のメインは[Mt.Cook国立公園]と[テカポ湖の星空]王道ですが、やっぱり気になるところ。

 

まずは羽田を出発し、オークランドでトランジットし、南島クイーンズタウンへ。ニュージーランドで食べたいものと言えば、サーモン!赤身肉!ワイン!ではないでしょうか。

 

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 ということで、初日はしっかりディナーで到着のお祝いを。美味しいワインとお肉で気分を盛り上げます。

 

翌朝、マウントクックへ向け出発です。クイーンズタウンより北へ、バスで約4時間程移動。途中休憩で立ち寄ったお土産屋や景色も素敵でした。


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だんだんと、山や湖が近づいてきたところで、クック山が見えてきました。いつも雲がかかり、てっぺんが見えないとのことでしたが、天気がよく頂上まで見えてたので、幸運ですよと言われたのを覚えてます。

 

そして到着。


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左に見えるのが、Mt.Cookです。美しい!

 

そして"the hermitage hotel"へチェックイン。もっと山小屋を想像していたが、洗練されたリゾート感のある素敵な大型ホテル。


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支度を整え、国立公園をトレッキングしに出発。

 

next..

 

 

思い立ったら燕岳

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先ほどの記事で書いたように、ハタチのころから猛烈に山の虜になりました。

 

雑誌や本を立ち読みしまくり、ヤマレコをブックマークしたり、ヤマケイのメルマガを登録したり、アウトドアブランドを買い漁ったり、、、。だんだんと、あの頂に立ちたい!と思うようになり、初心者向けの山を本やネットで調べるようになりました。

 

そんな中で、とくに私の心を掴んだ山は

 

長野県北アルプス「燕岳」(つばくろだけ)

 

まったくの初心者のクセに3000m級の山に憧れたり、雑誌を読み漁ったあげく森林限界を超えた景色にしか興味がなくなったり、、、

なんの心配もせずに、ツアーに申し込みをしてしまいました。

 

燕岳の前には、富士山や高尾山などのメジャーな山には挑戦済みでしたので、初登山が燕岳という訳ではなかったが今思うと、とんでもないなぁと思います。

 

そうとなったら、karrimorで30Lのザックを買い、HHのレインウェアを買い、金券ショップでスーパーあずさの回数券をバラで買い、熱心に本で予習を行い、会社では階段を使って足腰を鍛え備えた。

 

わたしが利用した旅行会社は、アルパインツアーサービス。体力に自信がなかったため、山リータという女性限定コースに申し込み。クラブツーリズムのあるくと迷いもしたが、日程や専門性の高さなどから、前者を選びました。(これから、山のツアーはアルパインツアーサービスに申し込むようになりました。)

 

 

ひとりスーパーあずさに数時間揺られ、大糸線に乗り換える。そろそろという時にシューズを履き替え、穂高駅に到着。待っていたバスに乗り込み、登山口へ向けいざ出発。

 

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ツアーメンバーは、8割はアクティブシニア層。大先輩方と、1泊2日の旅です。山道に揺られ、登山口に到着。これからキツイ長丁場が始まるのかと思うと、はたして登りきれるのか、、緊張する。

 

さて、出発です。

 

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 登っている途中の記憶はあまりないが、想像を超えた延々延々延々の登り。

 

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な、ナメていたーー。

 

 

遅れをとらないように、必死にガイドの背を追っていたのを覚えてます。

ツアーメンバーとの会話や、虫除けスプレーの貸し借り(なんかハチみたいな虫が耳に入らないよう心配した記憶が)、お菓子の交換などを通じて、お互いを励まし合いました。

 

 

途中休憩の合戦小屋ではスイカをおすそ分けしてもらう。

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そして燕山荘に着いたのは、薄暗い夕方だった気がする。

 

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大部屋にツアーメンバーのみで雑魚寝スタイル。布団はしっかりとしていて、贅沢だった。夕ご飯も美味しくいただき、明日に備えて就寝。

 

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しかし、、お決まりの高山病と戦う。

 

 頭痛がひどく、朝方声を出して悶えてしまう。するとメンバーから、どうぞとアミノサプリを渡される。粉末のやつで、だいたいみんな常備しているが、思ったより高いのでわたしは持ってなかった。みんな優しい。

 

頭痛がおさまり、今日はついに登頂!と、その前に人気のケーキセットをいただく。クオリティの高いメニュー。

 

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とにかく延々と登った昨日に比べ、道は険しくなく、心に余裕を持ったまま、出発。

 

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そして、やっと2763mの頂上に立つことができました。

 

感動!やったぞー!

 

憧れから、現実に。この瞬間こそ、至福のとき。頑張ってよかった。

 

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美しい稜線。

稜線歩きが一番高まりますね。

 

 さて、登りがあれば下りもあるわけで、延々と登った山道を延々下ります。

正直なところ、登りよりも下りがキツイ!!

 

余談ではあるが、ストックを持っていなかったわたしは、人一倍体力を使ってしまい、しまいにはガイドの方に荷物を持ってもらうという恥ずかしいエピソードが、、、。

 

 

それはさておき、素晴らしい景色を堪能でき、自分と戦った二日間。

挑戦して本当によかったと思います。